チャート

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チャート#

Charts APIのリファレンスです．これらの専用クラスは，プロットウィンドウにチャートを埋め込むために使用することができます．なお，チャートの全機能を利用するには，少なくともVTKのバージョン9.3が必要です．しかし，ほとんどのコンポーネントは，古いバージョンでも問題なく動作します．

古いバージョンのVTKでは使えない機能:

  • 複数のサブプロットを使用した場合に，チャートとのインタラクションに不具合がある(VTK <9.3)．

  • ChartBox と ChartPie はカスタムジオメトリを持つことができず，デフォルトでシーン全体を埋めます (VTK <9.2)．

Chart#

Chart2D(*args, **kwargs)

matplotlib の図に似た2Dチャートクラスです．

ChartBox(*args, **kwargs)

箱ひげ図を描くための専用チャート．

ChartPie(*args, **kwargs)

円チャートを描くための専用チャート．

ChartMPL(*args, **kwargs)

既存のmatplotlibの図から新しいチャートを作成します．

これらのチャートをカスタマイズするために，追加のプロットクラスやユーティリティクラスが charts モジュールに用意されています．通常，ユーザーはこれらのクラスを自分でインスタンス化せず，上記のチャートクラスの専用メソッドやプロパティを使用する必要があることに注意してください．

Pen([color, width, style, _wrap])

VTK PenのPythonicなラッパーで，線を描くのに使われます．

Brush([color, texture, _wrap])

VTK BrushのPythonicなラッパーで，図形を塗りつぶすのに使われます．

Axis([label, range, grid, _wrap])

2Dチャートで使用されるVTK AxisのPythonicインターフェースです．

LinePlot2D(*args, **kwargs)

2Dの折れ線グラフを表すクラス．

ScatterPlot2D(*args, **kwargs)

2Dの散布図を表すクラス．

BarPlot(*args, **kwargs)

2Dの棒グラフを表すクラス．

AreaPlot(*args, **kwargs)

2Dの面グラフを表すクラス．

StackPlot(*args, **kwargs)

2Dの積み上げグラフを表すクラス．

BoxPlot(*args, **kwargs)

箱ひげ図を表すクラス．

PiePlot(chart, data[, colors, labels, _wrap])

円グラフを表すクラス．
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